水まくら(二次曲面流体まくら)である「S-sleep」は、眠る人の頭の重みによって、中に密閉された水が、頸椎・顎部分を支えるために流動します。体にフィットしないまくらでの睡眠は、首や肩の筋肉に負担がかかり、首・肩こりの原因にもなりえます。
何度寝返りを打っても、必要な場所に水が集まるため、適度な圧力で支えることが可能です。
スーパーフィットタイプは空気調節機構を有しており、頸椎の支持の高さなどに違和感を感じた場合は、その場で簡単に調整することができます。
仰向け、横向きのどちらでも、水の量でまくらの高さを自分で手軽に調節できます。
また、水と空気を抜くと、一枚のタオルのようにたためるため、毎日の就寝はもちろんのこと、旅先や出先の布団の変化にも対応できます。
S-sleepの特徴や、他のまくらとの違いを教えてください。
『S-sleep』の一番の特徴は、まくらとしては日本初の“水圧と二次曲面を用いた体圧分散”です。流体である水の特性を活かした設計により、低/高 反発素材を使用したまくらよりも頭・首・肩にかかる負担を分散、吸収するため水に包まれているような心地よさを実現しています。
冷たくないですか?
個人差はありますが、多くのお客さまに頭を冷やせる仕様は好評です。特に夏場は氷まくらとしてクーラーをかけずに熟睡できるようになったと喜ばれている方が多くいらっしゃいます。冬場はタオルを巻くなど、冷たさを感じない温度まで調整してご使用ください。
水漏れは大丈夫ですか?
使用上のご注意を確認した上で、定期的にお手入れをしていただければ問題なくお使いいただけます。また、頭をのせる表面の部分は安全性を考慮しシートを2枚重ねにしております。
どのくらいの期間使用できますか?
使用される環境にもよりますが、2年間程度が目安とお考えください。
きれいな状態でご使用いただくために定期的なお手入れをお願いします。
水はどれくらい入れるんですか?
また、水を入れた時の大きさはどのくらいですか?
できるだけ、中に空気が入らないよう水は多めに入れてください。
※水を入れた商品サイズ
容量 | サイズ | まくら高さ | 本体重さ | |
スタンダード | 7.0L | 51×35.5cm | 8cm | 185g |
トリパスカル | 7.5L | 51×35.5cm | 8cm | 290g |
スーパーフィット | 7.5L | 51×37.5cm | 8cm | 295g |
(容量、高さはまくら使用時の目安の値。最大値ではありません)
まくらカバーはありますか?
ご要望も多いため、現在、作成中です。
市販のまくらカバーも使用できます。冬場は市販のまくらカバーや、厚めのタオルを巻いて使用されているお客さまも多くいらっしゃいます。
S-sleepの材質は何ですか
・本体:ポリウレタン
・キャップ部:ポリエチレン
ご使用時に水(又は氷水)を入れてご使用いただくまくらです。
どこで購入できますか
まくら外来を行っている接骨院、整体院にてご相談のうえお買い求めください。
継続的なご使用により右写真のように製品内部に乳白色の汚れが付着する場合があります。
これはS-sleepに直接接触した頬や頭皮の皮脂・化粧品や、タオルを透過した汗などに含まれる物質が生地に付着した後、浸透して製品内部で凝固したものです。
この汚れを放置したままのご使用は製品の劣化や破損につながりますので、定期的なお手入れをおすすめいたします。
※長期保管する際にも、必ず表面・内側ともに洗浄・乾燥させてから保管してください。
注水口から中性洗剤と水を適量入れ、特に汚れている部分から全体にかけてやさしくこすり合わせて、生地から乳白色の汚れが落ちるまで洗浄してください。
(あわせて表面の汚れも洗浄してください)
水を数回出し入れして、洗剤の泡が消えるまできれいにすすいでください。
内部の乳白色の汚れが落ちましたら、再度水を入れてご使用ください。
使用せずに保管する場合は、内側まで乾かしてください。(ドライヤーやストーブなどのご使用はおやめください)
お手入れを怠ると下の写真のように生地の内外部に皮脂が沈着し、破損の原因となります。
ご使用前に生地が下の写真のような状態になっていないかを必ずご確認ください。
また、長くご使用いただくためにも、定期的な洗浄をお願いいたします。
写真は、S-sleepがいつ破れてもおかしくない状態まで洗浄を全く行わず、毎日使用し生地をあえて劣化させた実験後のまくら生地の状態です。